top of page
早川 明賢

輸入小麦の政府売渡価格の改定(令和4年4月)

既に多数のメディアにて取り上げられてご存知かと思いますが、


農林水産省は、令和4年4月以降の輸入小麦の政府売渡価格を発表致しました。





輸入小麦の政府売渡価格は、直近6か月間の平均買付価格を基に算定すると、


5銘柄加重平均(税込価格)で72,530円/トン、


令和3年10月期と比べて17.3%の引上げとなります。



輸入小麦の直近6ヶ月間(令和3年9月第2週~令和4年3月第1週)の平均買付価格が


上昇した要因は、3つになります。


①昨年夏の高温・乾燥による米国、カナダ産小麦の不作の影響が大きく、9月以降も小麦の国際価格が高水準で推移したこと


②米国、カナダ、豪州の日本向け産地における品質低下等により、日本が求める高品質小麦の調達価格帯が上昇したこと


③ロシアの輸出規制、ウクライナ情勢等の供給懸念も、小麦の国際価格の上昇につながったこと



また、主要5銘柄以外の特定小麦粉(デュラム小麦・オーストラリア産プライムハード)は、


SBS方式(売買同時契約)による価格改定になります。



まだ予測の域ではございますが、デュラム小麦が大幅に値上げになる見込みです。


皆さまのお使いの小麦粉の価格に反映されるのは、令和4年6月後半になると思われます。


詳細分かり次第、できる限り早めに案内させて頂きます。



閲覧数:110回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


  • Facebook Social Icon
  • Twitter Social Icon
  • Google+ Social Icon
bottom of page