農林水産省は、輸入小麦の平成30年4月期の政府売渡価格を決定しました。
輸入小麦の直近6か月間(平成29年9月第2週~平成30年3月第1週)の平均買付価格は、
高タンパク質小麦の減少懸念や、収穫の遅れにより価格が上昇したこと、
燃料油価格の上昇により海上運賃が上昇したこと、為替が円安傾向で推移したこと等から、
前期に比べ上昇しました。
この結果、平成30年4月期(平成30年4月~)の輸入小麦の政府売渡価格は、
政府売渡価格の改定ルールに基づき、直近6か月間の平均買付価格を基に算定すると、
5銘柄加重平均(税込価格)で54,370円/トン、3.5%の引上げとなります。
ハード・セミハード系小麦の平成30年4月期における政府売渡価格(加重平均)は、
税込みで55,440円/トン(対前期比+3.4%)です。
ソフト系小麦の平成30年4月期における政府売渡価格(加重平均)は、
税込みで51,980円/トン(対前期比+3.5%)です。
パン・中華麺系の小麦粉は、値上げ
うどん・洋菓子系の小麦粉は、値下げになります。
各銘柄の価格改定は、メーカー発表がございましたら、
弊社営業より案内させて頂きます。