先月になりますが、農林水産省より輸入小麦の
平成29年10月期の政府売渡価格が発表になりました。
輸入小麦の直近6か月間(平成29年3月第2週~平成29年9月第1週)の
平均買付価格は、米国・豪州において、小麦の生育期の降水量が少なく、
減収懸念から価格が上昇したこと、
輸送需要の増加により海上運賃が上昇したこと、為替が円安傾向で推移したこと
等から前期に比べ上昇しました。
この結果、平成29年10月期(平成29年10月~)の輸入小麦の政府売渡価格は、
政府売渡価格の改定ルールに基づき、直近6か月間の平均買付価格を基に算定すると、
5銘柄加重平均(税込価格)で52,510円/トン、3.6%の引上げとなります。