3月9日に農水省より輸入小麦の政府売渡価格の改定について
発表がありました。
平成28年4月期(平成28年4月~平成28年9月)の
輸入小麦の政府売渡価格は、
5銘柄加重平均で7.1%の引き下げになります。
引下げの理由は、2点
①中国やオーストラリアの増産により、潤沢な在庫・供給になり
国際相場は軟調に推移したこと
②燃料油価格の下落などにより、海上運賃が低迷したこと
皆さまのご使用になります小麦粉価格が引き下げになるのは、
平成28年6中旬あたりになると思われます。
製粉メーカーより小麦粉の価格改定が発表になりましたら、
改めて報告させて頂きます。
原料価格が引き下げになることは、良いことですが、
これにより小売業界からの値下げ要求がさらに加速をして、
加工食品の製品価格が過剰に下がることだけは、
避けなければいけません。